疾走、ヤンキー魂。

ヤンキーって

みなさんはヤンキーといえば何を思い出すでしょうか?

もりもりのリーゼント。24時間営業の店の前でうんこ座り。ナメられたら負け。悪ければ悪いほどいい。でもちゃんと制服着てる不思議。しかも結構ちゃんと学校行ってる。夜は特攻服。乗り回すバイクは絶えずブォンブォン鳴り響き、合言葉は「夜露死苦ゥ」。自分はこんなイメージを持ってます。目が合った瞬間いちゃもん付けて絡んでくるような喧嘩っぱやいイメージの彼らは、真っ当に暮らす一般人にとって何とも近寄りがたい存在です。

とある田舎町ではこんな事があったそうです。ある日その町に24時間営業のクリーニング屋が開店しました。夜遅くまで営業している便利なその店は周辺住民からもよく利用される人気店となりました。ところがその店の前には徐々にヤンキーがたむろすようになりました。ヤンキーは24時間営業の店の前でたまるのが大好きなのです。24時間営業となれば業種を問わず寄ってきてしまうようです。連日のように夜になるとその店の前にヤンキーが集い大騒ぎするようになりました。そのせいで周辺住民はノイローゼ、店前にたむろすヤンキーを恐れた普通のお客さんはその店に近寄れなくなりました。そうして夜も営業しているのが売りだったその人気店からは客足が遠のいていき、閉店に追い込まれてしまったという悲劇もあったそうです。

また、とある一般人が深夜営業中のファーストフード店に入り、店内で食事していこうと席を見渡すと………いくつも席がある店内はヤンキーで満席!席の有無を確認しただけにも関わらず、席を埋め尽くすヤンキー達からは全力でメンチを切られて、挙句の果てに「何見てんだよ」と絡まれるという事もあったとか。その客は注文した食事を置いて慌てて逃げたそうです。

このようにたまたま目が合っただけで「何見てんだよぉ」と始まり、「文句あんのか」「ゴルァ」などと威嚇に入るのがヤンキースタイル。絡まれたらたまったもんじゃありません。こんなのに目をつけられて入り浸られたお店は本当に大変でしょう。善良な一般客が寄りつかなくなるのですから。

でも実は俺…

ヤンキーに憧れてたんだよなぁ…………って人多いんじゃないでしょうか?ヤンキーは一般的に迷惑でうっとおしがられる存在なのに、何故か魅力的に感じる時期があなたにもあった事でしょう。

その時期は大抵中学~高校生あたりではないでしょうか。思春期はどういう訳か悪に憧れるもので、一般的な道を外れる事が魅力的に感じる不思議な世代です。その“悪い俺カッコイイ精神”を拗らせた結果、人はバリバリのヤンキーになってしまうようです。中高生の頃って悪行三昧の悪名高い先輩が何故か妙に尊敬されてましたよね。自分が中学生の頃はトイレのドアや窓ガラス、校庭のネットなど、学校の備品を壊せば壊すほどカッコイイという謎の風潮がありました。ボロクソに破壊されたトイレのドアを見ながら「このトイレのドア、△△先輩がぶっ壊したらしいぜ。△△先輩まじやべぇwww」と憧れまじりに語らう下級生達…。大人になった今では尊敬できないその行為もなぜかかっこ良くみえるのが思春期の不思議です。そして実はヤンキーに憧れちゃう真面目系男子が友人にヤンキーが居ることを自慢してみたり、さり気なく剃りこみ入れてみたり、眉毛剃ってみたり…なんてこと結構ありますよね。だが多くの分別ある少年達はヤンキーに対しする秘めたる憧れを胸の中に留め、そのまま真っ当な大人になっていくものです。

この“悪い俺カッコイイ”的なヤンキー気質は人によっては大人になっても続くようです。大人になっても未だに誰彼構わず“悪かった俺自慢”いわゆる武勇伝を披露してる人居ますよね。しかしあの手の話題は男女間で感じ方に結構な温度差があるようで、男性の間では楽しい話題ではあるみたいですが、女性からすると内心ドン引き…ってパターンが多いらしいので聞かせる相手を選ぶべきだとは思います。

ゲームで世露死苦できる時代

世の中にはそのような秘めたる憧れを叶える夢のゲームが存在していました。その名も『疾走、ヤンキー魂。』(しっそう、ヤンキーだましい)。

スクウェア・エニックス(シンクアーツ)により開発された、世界初のヤンキー(=不良少年)を題材とするMMORPGです。ヤンキーはもちろん、レディースにだってなれちゃいます!運営は本ゲームの正式なジャンル名称を「ネットヤンクゲーム」としており、ロゴには「ザ・つっぱりネットワークゲーム」とあります。ネットヤンクだのつっぱりネットだの最近のゲームジャンルは難解な表記が多いですね。個人的には“つっぱり”と聞けば相撲の方を想像してしまいます。とにかくこのゲームの雰囲気は一言二言の言葉だけでは伝わらないでしょうから、ぜひ公式サイトを見に行ってみてください。燃えたぎるサイトデザイン、無茶な当て字、壮大なプロローグムービー、路地裏の捨て猫には優しいっていうヤンキーあるある…!このサイトから漂う半端無いヤンキー臭が青春時代に閉じ込めたヤンキーへの憧れを爆発させます。

このゲームは過去、PC用のゲームサービスにて2回開始→終了しています。これらは運営元の解散などの不遇が主な原因のようです。しかし2013年5月からスマートフォン向けアプリとして3度目の「新プロジェクト」が始動しました。2014年7月29日からAndroid版のみが先行配信されました。そのうちios版も配信されるそうです。今や電話もネットもゲームも全てスマホでできる時代です。お手持ちのスマホで手軽にヤンキー体験ができるとは全くいい世の中になったものですね。

このゲームはネット上で個性豊かなヤンキー達と絆を深めて喧嘩や疾走などのヤンクライフ(=ヤンキーの生き様)を楽しむゲームです。プレイヤーはゲームの中で1ヤンキーとしてバイクに乗って疾走や喧嘩を繰り返し、それにより集めた素材で服や愛車のパーツを生産していきます。そうしてイカした勝負服や愛車を作成し、最強のヤンキーを目指すのです。

また今回のヤンキー魂。も毎シリーズ恒例のチャット機能が搭載されており、結成したチームメイトとダベる(笑)ことも可能!それを利用して勝負服を見せびらかすもよし、カスタマイズした愛車を自慢するもよし。マブとの絆が深まりますね。

さらに絆を結んだチームメイトと共に「族戦争」に出撃することもあります。このリアルタイムで起きている族戦争で他チームを蹴散らし、全国覇王を目指す!そんなゲームなのです。最新作はスマホで手軽に遊べるので好きな場所・好きな時に気軽に楽しめます。まずはヤンキーの定番(?)リーゼントから目指してみてはいかがでしょうか。

ヤンキー魂。の歴史

ヤンキー魂。は度々サービスの開始と終了を繰り返して、スマホ版で配信されている現在は第3期です。その全身としてPCゲーム版の第1、2期も存在していました。その歴史を振り返ってみましょう。

第1期

ゲームポータルサイトのBB Gamesにて2003年5月23日から料金無料のベータテスト版として運営を開始したのがヤン魂。の始まりでした。当時は2003年12月18日より正式サービスをはじめると発表されていました。

正式サービスを開始後はソフトウェア自体は無料配布し、プレイ日数「30日:1,000円、90日:2,800円、180日:5,000円」のいずれかで利用料を徴収する課金システムで運営する予定とされていました。しかし正式サービス開始の当日(2003/12/18)に課金システム運営を担当するBB Gamesで長時間のシステム障害が発生し、数日にわたりID登録および課金手続きができなくなる事態となってしまいました。後日BB Gamesのシステム障害が復旧した際に、プレイヤーに対するお詫びとして課金徴収開始を先送りとするいう大胆な発表がなされ、正式サービス稼動後も課金せずに遊べるようになりました。運営側には手痛い損失ですが、プレイヤー側にとっては嬉しい話ですね。その後2004年12月29日にヤン魂。の運営が終了となりました。最終的にサービス開始から終了まで無料のまま運営が行われた事となったのです。

第2期

2007年6月13日、運営会社をGamepot(ゲームポット)に移管してのヤン魂。再スタートを公式サイトにて発表されました。当初の予定では、2007年冬とされていましたが、2008年春まで延期になりました。それから2008年12月17日に正式稼動予定とされていましたが、正式サービス開始のためメンテナンス作業を行っていた際、修正が困難な不具合が発生したため、開始が翌日の12月18日に延期されました。2009年3月に開発会社であったシンクアーツが解散した後も、同社の元スタッフにより開発とメンテナンスが続けられたが、予定されていた機能の実装や大型アップデートなどが進まなかった事などから、2010年4月28日に第2期も終了しました。

第3期

第1期のサービスが開始してから満10年となる2013年5月23日、スクウェア・エニックスは「10周年記念祭斗(サイト)」をオープン。同時にスマートフォン向けの「第3期プロジェクト」を始動したことを発表しました。今回はスク・エニが再び制作統括し、プロデューサーは同社の伊勢友光。『ヤン魂。』を生んだ安藤武博は「エグゼクティブ・ヤンキー魂。」という役職で引き続き関わる事になりました。「第3期プロジェクト」始動発表のちょうど一年後となる2014年5月23日に「ティザー際斗(サイト)」をオープンすると共に、2014年7月にiOS版・Android版が同時配信予定であるとの発表がされました。2014年7月29日より配信されたのはAndroid版のみ。iOS版の配信は10月との噂です。

疾走、ヤンキー魂。で
ヤンキーライフ
送っちゃうんで
夜露死苦